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ASF・CSFとは?

2020年4月10日 金曜日

CSFとは

 CSF(classical swine fever/豚熱・豚コレラ)は、CSFウイルスの感染による 豚とイノシシに感染するウイルス性伝染病です。強い伝染力と高い致死率が特徴で、家畜伝染病予防法において家畜伝染病に指定されています。
 

 アジアにおいては日本を含むすべての国で発生しており、その他欧州・アフリカ・南米の一部の国々でも発生が確認されています。日本では平成30年9月に岐阜県で発生して以来1府8県で発生、これまでに16.4万頭が殺処分となっているのが現状です。(令和2年2月現在)

 

 

国内での発生状況

 ・1例目 … 2018/9/9 岐阜県岐阜市にて発生
 (その後、愛知県→長野県→大阪府→滋賀県→三重県→福井県→埼玉県→山梨県→沖縄県へと拡大)
 

 ・58例目 … 2020/3/12 沖縄県うるま市にて発生
 

(2020/3/26現在・農水省HPより)

 

 

ワクチン接種済み農場での発生

 ・51例目 … 2019/12/17 愛知県田原市にて発生

 当該農場では同年11月2日に農場内全ての豚にワクチンを接種し、後日追加接種もされていました。ところが感染したのは約30日齢であった為にワクチン接種前の子豚でした。遺伝子解析が行われた結果、このウイルスはワクチン由来ではなかったことが判明しています。

 

(農業協同組合新聞web版より抜粋 リンク先/ https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2019/12/191218-39923.php

 

 

沖縄県での発生状況

 ・52例目 … 2020/1/8 沖縄県うるま市にて発生

 本年1月に沖縄県では初めてCSFの感染が確認されました。沖縄県を初め、国内の多くの農場では食品残さ(廃棄食品)を飼料として利用しており、本例の要因も、CSFに感染した豚肉を含む廃棄食品を非加熱で給餌していたことによるとみられています。

 

 基本的に感染した豚肉は流通されませんが、症状が表れる前か、ワクチン接種をしても効かなかった豚の製品が流通した可能性があります。本件以外にも、同じ様に非加熱のまま廃棄食品を飼料として給餌していた養豚場での発生が確認されています。

 また、沖縄県ではCSFの陽性反応が出た野生いのししは見つかっておらず、こうした非加熱の廃棄食品の利用や、車両等の消毒の徹底が不十分であったことによるウイルスの侵入・拡大が指摘されています。

 

 

ASFとは

 

 ASF(African swine fever/アフリカ豚熱・アフリカ豚コレラ)は、CDFと症状が酷似しているものの、異なるウイルスによって感染する病気で、非常に強い感染力と致死率を特徴とし、豚やいのししなどのイノシシ科動物が感染するウイルス性伝染病です。CSFとは違い、まだ有効なワクチンや治療法が確立されていません。アフリカや欧州の一部の国々で発生し、アジアでは平成30年8月に中国での発生が確認されて以降、近隣各国へ感染が拡大、継続中です。日本での発生はまだ報告されていません(令和2年3月現在)。

 

 

予防的殺処分

 ASF対策として、家畜伝染病予防法改正に先行する形で、本年1月30日に≪予防的殺処分≫を可能とする法案が成立しました。これにより、国内でASFの感染が確認された場合に、最大で半径3キロ圏内(最小で半径500メートル)での〝予防的殺処分″が実施できるようになりました。

 

 

 

水際対策の強化

 ASFへの水際対策を強化するための改正法が本年3月27日に可決・成立しました。国内へのASFウイルスの侵入を防ぐため、空港や港での水際対策にあたる家畜防疫官の権限の強化(強制的な手荷物の検査や違法な肉製品の破棄など)や、発覚した場合の罰金の引き上げ(個人では従来の3倍にあたる300万円以下・法人では50倍の5000万円以下)などが盛り込まれています。

 

 

ASFやCSFの人への影響はありません

 

 ASF・CSFともに人への感染はなく、感染するのは豚とイノシシのみです。またCSFfであると確認された豚が市場へ流通することはありませんが、万が一口にすることがあっても人体への影響はありません。

 

 

ASFとCSFの比較

 

ASFとCSFの比較表(アフリカ豚コレラ/アフリカ豚熱・豚コレラ/豚熱)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(出典 農水省HP)

 

本文中参照・抜粋リンク先 

https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/index.html

https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html

黒麹発酵液体飼料について

2013年11月13日 水曜日

黒麹発酵飼料化技術の特徴・効果<製造特許>

黒麹菌の発酵による飼料化技術の特徴(黒麹発酵液体飼料)

黒麹菌の持つクエン酸分泌機能を応用する事で、食品残渣の腐敗を防止しその危険は極めて低い。

②同じく黒麹菌が分泌する液化酵素により、食品残さはほぼ完璧に液状化され搬送時の目詰まり等の問題が発生しない。

③更に黒麹菌が分泌する脂肪分解酵素(リパーゼ)により、食品残渣に含まれる油分を分解し、豚肉等の肉質は向上し、油分による軟脂等の問題(肉質の低下)は一切発生しない。(油分の多い残さの飼料化が可能。)

④飼料化の際に発生する悪臭は無い。(調理臭程度)



★上記技術により、食品残さを厳密に分別することなく飼料化する事が可能となりました。
※食品残さの分別作業は、食品リサイクルにおける大きなボトルネックでありリサイクルコスト増大の原因でしたが、この作業を除外できることで非常に大きなコスト  削減に繋がります。

★上記技術により、食品残さを厳密に分別することなく飼料化する事が可能となりました。

※食品残さの分別作業は、食品リサイクルにおける大きなボトルネックでありリサイクルコスト増大の原因でしたが、この作業を除外できることで非常に大きなコスト削減に繋がります。


特許及び各種試験結果

  • 特許第4671436号:生酸性麹菌を利用した食品廃棄物の処理方法【特許権者:霧島高原ビール(株)】
    (社)畜産技術協会において2008年度より畜産技術研究開発推進事業の助成金を受けて研究を継続、この技術で生産された飼料が従来の配合飼料を超える増体効果ならびに肉質改善効果を実現できること等が確認され、高い評価を受けました。
    ①麹菌が成長促進物質を生産するため通常の配合飼料を食べた豚よりも増体効果がある。
    ②麹菌が乳酸菌の増殖を促進する。
    ③その肉には麹菌由来のビタミンEが大量に含まれ肉質は向上する。
    (αトコフェロールが増加し、不飽和脂肪酸が増加、過酸化脂質は減少、豚肉の味は風味が
    良く栄養価も高い等、人の健康に資する多くの利点がある。)
    ④黒麹菌の生産するクエン酸により、PH4以下の酸性で口蹄疫ウィルスも死んでしまい病気の危険性は非常に低くなり事故率は低下する。(実例値:1.5%~3%)
    ⑤麹リキッド飼料には麹菌が生産する酵素が大量に含まれており、その酵素の力で食べた飼料がほぼ完全に消化され糞が腐敗せず悪臭がなくなる。
    本研究開発の担当者、林國興鹿児島大学名誉教授は、「平成24年度日本農学賞」ならびに「第49回読売農学賞」を受賞。
    日本農学賞は平成24年度は7名が受賞、畜産研究においては林教授のみの受賞である。林教授が受賞した要因の一つにこの麹菌の研究成果があげられています。
  • 特許第4671436号:生酸性麹菌を利用した食品廃棄物の処理方法【特許権者:霧島高原ビール(株)】


特許第4671436号:生酸性麹菌を利用した食品廃棄物の処理方法【特許権者:霧島高原ビール(株)】
(社)畜産技術協会において2008年度より畜産技術研究開発推進事業の助成金を受けて研究を継続、この技術で生産された飼料が従来の配合飼料を超える増体効果ならびに肉質改善効果を実現できること等が確認され、高い評価を受けました。
①麹菌が成長促進物質を生産するため通常の配合飼料を食べた豚よりも増体効果がある。
②麹菌が乳酸菌の増殖を促進する。
③その肉には麹菌由来のビタミンEが大量に含まれ肉質は向上する。
(αトコフェロールが増加し、不飽和脂肪酸が増加、過酸化脂質は減少、豚肉の味は風味が
良く栄養価も高い等、人の健康に資する多くの利点がある。)
④黒麹菌の生産するクエン酸により、PH4以下の酸性で口蹄疫ウィルスも死んでしまい病気の危険性は非常に低くなり事故率は低下する。(実例値:1.5%~3%)
⑤麹リキッド飼料には麹菌が生産する酵素が大量に含まれており、その酵素の力で食べた飼料がほぼ完全に消化され糞が腐敗せず悪臭がなくなる。
本研究開発の担当者、林國興鹿児島大学名誉教授は、「平成24年度日本農学賞」ならびに「第49回読売農学賞」を受賞。
日本農学賞は平成24年度は7名が受賞、畜産研究においては林教授のみの受賞である。林教授が受賞した要因の一つにこの麹菌の研究成果があげられています。

(社)畜産技術協会において2008年度より畜産技術研究開発推進事業の助成金を受けて研究を継続、この技術で生産された飼料が従来の配合飼料を超える増体効果ならびに肉質改善効果を実現できること等が確認され、高い評価を受けました。


①麹菌が成長促進物質を生産するため通常の配合飼料を食べた豚よりも増体効果がある。

②麹菌が乳酸菌の増殖を促進する。

③その肉には麹菌由来のビタミンEが大量に含まれ肉質は向上する。

(αトコフェロールが増加し、不飽和脂肪酸が増加、過酸化脂質は減少、豚肉の味は風味が良く栄養価も高い等、人の健康に資する多くの利点がある。)

④黒麹菌の生産するクエン酸により、PH4以下の酸性で口蹄疫ウィルスも死んでしまい病気の危険性は非常に低くなり事故率は低下する。(実例値:1.5%~3%)

⑤麹リキッド飼料には麹菌が生産する酵素が大量に含まれており、その酵素の力で食べた飼料がほぼ完全に消化され糞が腐敗せず悪臭がなくなる。


本研究開発の担当者、林國興鹿児島大学名誉教授は、「平成24年度日本農学賞」ならびに「第49回読売農学賞」を受賞。

日本農学賞は平成24年度は7名が受賞、畜産研究においては林教授のみの受賞である。林教授が受賞した要因の一つにこの麹菌の研究成果があげられています。


リサイクルループ構築について

2012年6月1日 金曜日

「食品リサイクルループ」とは?

CQ087_L食品リサイクルループとは、食品リサイクル法に基づく再生利用事業計画の取り組みの一環で、地域で完結する循環型モデルのこと。
食品工場や店舗で排出された食品残さ(惣菜や野菜くずなど)を、再生事業者による非加熱処理などを通じてリサイクルされ、飼料・肥料となって農家に運ばれます。その飼・肥料を使って育てられた農畜産物が工場や店舗に運ばれる・・・という、あらゆる方向で無駄の少ない理想的な循環型モデルです。


・環境に対する意識の高まりを受け、CSR(企業の社会的責任)として環境対策に積極的に取り組む企業が高い評価を受けています。


・「食品」という消費者にとって身近な商品を製造・販売する食品関連企業の場合、食品リサイクルの推進が企業ブランド・商品ブランドの向上につながることが期待されます。


農商工連携によるエコフィード推進ネットワークの構築

当協議会はわが国の農畜産生産における生産コストの低減化に向けて

エコフィードの普及と推進を図り、飼料自給率と食料自給率の向上を目指しています。


当協議会では、食品循環資源の再生利用を進めるべく、

食品事業者と農畜産事業者等のネットワークの構築を進めております。


畜産農家
(養豚・養鶏・
肉牛・乳牛など)
耕種農家
(畑作・野菜など)
食品事業者
・食品工場
・スーパー、コンビニ
・給食事業者など
<肥料化・飼料化>
再生登録事業者
・処分業許可施設
収集運搬事業者
・一般廃棄物
・産業廃棄物


 

 

リサイクルループ

 

 

 

 

黒麹発酵による液体飼料化技術

2012年5月31日 木曜日

当協議会では飼料化事業サービスの一つとして、黒麹発酵による食品残さの飼料化事業に取り組んでいます。

地域内の食品事業者・養豚農家等とネットワークを構築し、大型飼料化施設での黒麹菌発酵による『黒麹液体発酵飼料』を生産、養豚の飼養管理に利用するという事業に取り組んでいます

これまでの既存のリキッド飼料化技術(乳酸発酵等)では、限られた食品残さしか飼料化されておらず、また、油分の多いものは使用不可であり、天ぷらカスや揚げ物の残り物は使用できないことや細かい分別が必要であることなど、現状として飼料化できる食品残さはとても限定的でした。

 

ところが、黒麹発酵技術(技術開発:(株)源麹研究所)であれば、これまで堆肥利用しかできなかった多種類の混ざった食品残さの飼料化が可能になりました。

 

当協議会では現在、この黒麹発酵技術を活用し、食品工場残さ・レストラン残さ、あるいは魚類・食肉処理残さなどの動物系残さに至るまで汎用的な有機系廃棄物の飼料化を進めております。

 

黒麹菌発酵による食品残さ飼料化技術

複雑に混ざり合った食品残さ(写真左)が黒麹菌による発酵を通して、およそ24時間後には写真右のように液状化されます。

 

資料ダウンロードはこちらから

pic01P3310359

資料提供:㈱源麹研究所

食品リサイクルの現状

2012年5月31日 木曜日

食品リサイクルの現状

国が施行した食品リサイクル法とは…

大量消費・大量廃棄型社会から循環型社会への転換が急がれる状況の中で、食品廃棄物等の排出の抑制と資源としての有効活用を推進するために制定されました。


食品の売れ残り、食べ残し、食品の製造過程において大量に発生する食品廃棄物の発生抑制、減量化を推進することにより最終的に処分される量を減少させるとともに、飼料や肥料等の原材料として再生利用するため、食品関連事業者(製造、流通、外食等)による食品循環資源の再生利用等を促進することを目的としています。


食品廃棄物の発生とリサイクルの状況

食品残さは、食品製造副産物の一部の有価で取引されるもの(ふすま、大豆粕、パン屑など)を除くほとんどが廃棄物に該当し、それぞれの段階で数多く発生します。


一般的な食品リサイクルの方法としては、飼料化、肥料化、油脂・油脂製品化、メタン化などがあります。


当協議会がお勧めする飼料化・肥料化について

飼料化

食品リサイクルの中で、成分や熱量を最も有効に活用できる方法です。食料自給率の向上にもつながります。

当協議会は、黒麹発酵による液体飼料化を推進しております。


肥料化

CQ120_L食品廃棄物等からたい肥等が生産され、肥料として利用されています。エコファーマーの増加やCO₂削減の効果も期待されます。
また、農家を含めた地域連携の促進にもつながります。


食品残さの飼料化推進にあたって

わが国の食料自給率は先進国の中でも最も低く、飼料穀物についてはそのほとんどを輸入に依存しております。


平成21年度の純国産飼料の自給率は25%という低い水準でありますが、政府は平成27年度までにこれを35%まで引き上げる目標を定め、「飼料自給率向上特別プロジェクト」を発足させました。


現在、飼料の価格は高騰しており、食品残さの飼料化推進は飼料費の低減化のためにも重要な課題となっています。


そのような中にあって、貴重な食品製造副産物、調理加工残さ、売れ残り食品、食用に供されなかった食品など多くのものが廃棄されており、地球環境問題や限りある資源の有効活用の面から、これらを飼料として利用することが強く求められています。


食品リサイクルを始める上でのポイント

委託処理?自社内処理?

DR034_L・食品廃棄物等のリサイクルには、「リサイクル事業者への委託処理」と「自社内での処理」の2つの方法があります。
・食品廃棄物等の発生量・性状等に応じて、適した方法を選びましょう。


再生利用事業者との協働

・再生利用事業を的確に実施できる一定の要件を満たす再生利用事業者(リサイクル事業者)が主務大臣に登録され、公表されています。
・再生利用事業者及びリサイクル製品の利用者とともに「再生利用事業計画」(食品リサイクル・ループ)を構築し、主務大臣の認定を受けることができます。

これらについての詳しいご相談は是非、当協議会までお問い合わせください!

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